英語の成績を左右するのは、実は「中学1年生」の時期です。
中学1年の英語では、日本語にはない独特のルール(例えば、5 pens のように複数形になると “s” が付くなど)を重点的に教わります。
英語はこの中学1年がすべての土台となるため、完璧にマスターしておかないと、後々の学習で必ずつまずいてしまいます。
現地での生活を通して「感覚」で英語を身につけた帰国子女とは違い、日本で育った生徒は、こうしたルールの違いを「勉強」として一つひとつ覚えなければなりません。
それを頭の中で「スラスラ」と瞬時に変換できるようになるまでには、かなりのハードルがあります。
しかし、学校の授業は年間のスケジュールに沿って容赦なく進んでいきます。
ルールをまだ完全に理解できていない生徒がいても、お構いなしにどんどん先へ行ってしまう――
これこそが、多くの “英語難民” を生み出している原因です。
その結果、現在の英語学習は、スラスラ話せる「帰国子女」と、授業に置いていかれた「英語難民」という、極端な二極化が進んでいるのが現状です(特に東京では)。
🫐 公立中学では「英語嫌い」が急増中!
グラフを見てください。横が点数、縦が人数です。2025年、Xに投稿された都内にある公立中学 600 校中 500位レベル の学校の「中学3年」定期試験の結果です。
驚くのは、この学校より下にさらに100校あるということです。
このような事態に陥っているのはいろいろな理由があると思われますが、いずれにしても対策を早急に講じる必要があります。
考えられる理由の一つに「小学生で習得する必須単語が700にも増えている」というのがあります。
更に、中学での単語は小学生単語を含めないで2,000程追加されます。
また中学の文法のカリキュラムにも問題があると考えられます。
このような様々なことから中学生へのアンケートでは「英語嫌い」が増えているということです。
🌰 英語の学習で重要なのは中学1年です
英語は中学1年でつまづくとなかなか英語を好きになれません。
中学1年の英語は算数で言えば「たし算・ひき算」。
中学2年の英語は「かけ算・わり算」です。
「たし算・ひき算」が完璧でないとき、次に進む算数が不安ではないですか?
「かけ算・わり算」がうまく出来ないのに小数点や分数に進んで大丈夫でしょうか?
英語も同じです。
中学1年がスラスラできないのに中学2年に進んでも理解できません。
同様に中学2年が完璧でないと中学3年に進んでからの英語授業は「参加しているだけ」の状態になります。
「中学1年の英語が満点取れる」ようになれば必ず英語は出来るようになります。
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